1/50色付分解型模型 6

製作物件 概要

1/72色付分解型の平屋住宅模型
模型全体像

製作面積 合計 113.44㎡ 

 

追加オプション 

 

外構【高低差表現・ボックスカルバート・外部階段等】

特注ベース400mm×300mm 




製作上のポイント1 宙に浮く家

1/50スケール2階建ての住宅模型
宙に浮く部屋

商業施設では今までにも製作したことはあったのですが、一般住宅で高低差を利用して敷地から張り出した建物を作るのは、今回が初めてでした。

 

この敷地から張り出した部分ですが、製作上特に問題となるのは、本体を敷地に設置する際に接着の仕方が良くないと「垂れてきてしまう」ことです。

 

そこに注意しつつ製作していきました。


製作上のポイント2 外部階段

外部階段
外部階段

外部に限らず階段は製作するのに手間がかかるので面倒なパーツの一つなのですが、今回はそれに加えて外構の図面がそんなに詳しく書いていなかったので

 

「ここに外部階段があるよ」

 

程度の記述しかありませんでした。

白模型であれば簡易表現として「滑り台」状態で階段を表現しても良いのですが、さすがに色付きの模型をなるとそうもいきませんでした。

 

ですからこれは敷地高低差から段数を計算してそれなりに仕上げています。


製作上のポイント3 ボックスカルバート

ボックスカルバートを備えた住宅模型
ボックスカルバートを備えた住宅

是非グーグル検索などで調べていただきたいのですが、所謂「コンクリート製の土管」です。この物件の最大のポイントがこのボックスカルバートを駐車場代わりに使うということらしいです。長年建築模型製作をしてきましたが、これは初めての経験でした。

 

さて、駐車場付きの物件はこれまでにもやってきていますので、ボックスカルバートだからといって特別難しい作業はありませんでした。

 

ただ、完成すると手が入らないような奥まで覗けてしまうので駐車場内部も色付しなければならず、そのために外構の製作工程をあらかじめシミュレーションしておかないと見た目以上に時間がかかってしまいます。


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